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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

真剣勝負で事業に挑む 
“侍”の中古車買取店

 

早さを競うよりしっかりした査定商談を優先

 
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オーナーに寄り添うしっかりとした査定が強み
矢部 ところで中古車の買い取り価格や販売価格は、お店によって異なるものなのでしょうか。
 
高野 ええ。同じ型、同じ年式の車でも店舗により金額は変わりますね。なぜかというと、中古車はオーナー様の乗り方で、傷の付き方など状態が変わりますし、査定をする人の知識、目利きによっても査定の仕方に差があるからです。新車と違って、中古車に同じ装備・状態等は世界に2台とありませんからね。
 
矢部 そうなると、中古車の査定や販売価格の決定は、私たちが想像する以上に難しいのでしょうね。高野社長は、どうやってその技を身に付けてきたのですか?
 
高野 やはり、日々の仕事の積み重ねですね。自分の好きな車には詳しいけれど、他の車のことはわからない──では、この仕事はできませんから。
 
矢部 様々なタイプの車に目配りできる、幅広い知識とバランス感覚が求められるお仕事なんですね。中古車の状態には、オーナーさんの個性や性格がにじみ出るでしょう。それを査定するのは、本当に難しいような気がします。
 
高野 そうですね。でも、車の乗り方でオーナー様の気持ちに接したり、人柄が見えてきたりすることもあって楽しいですよ。これまでの経験で、そうした点を見極めるポイントを数多く学ぶことができました。今思えば、最初に勤めたのがアメ車の販売店ではなく買い取り専門店で本当に良かったと思います。
 
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矢部 お聞きすればするほど、中古車の買い取りは奥が深いですね。最近は「20分で査定見積りします」というように、スピードを重視した業者さんも多いようですが、SAMURAIさんはいかがでしょうか。
 
高野 本来、中古車をしっかり査定するだけで、車種にもよりますが、おおよそ20~30分はかかります。プロとしてお客様のことを真剣に考えるなら、20分で査定見積りするのは無理がありますね。弊社は査定の早さを競うより、商談時にオーナー様としっかり向き合って、気持ち良くお取り引きしていただくことを最優先に考えています。
 
矢部 なるほど。そうやってお客様といいお付き合いができれば、また数年後に「車を売りたい」と、リピーターになっていただけるのだと思います。逆に、車を販売する際、SAMURAIさんではどのようなことを心がけていますか。
 
高野 中古車業界は未だに自社査定のみでの販売が多いというのが現状。そのお店の社員さんの自己判断だけで修復歴の有無を決定しているのです。弊社では、全車に有料の第三者機関に査定依頼し評価証をつけています。第三者の厳しい目で公正に評価してもらうことで、修復歴の有無が正しくわかりますからね。悲しいことですが、メーター改ざん・修復歴を隠しての販売は今でもよくある話です。
 
矢部 それは嬉しい配慮ですね。車は買い取りも販売も、決して安い金額ではありません。お客様を後悔させることがないように、細かいところまで気を配る高野社長代表の姿勢は頼もしいですよ。
 
 
 
 

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