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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 ツガワランドスケープさんは、個人宅のお庭を中心に、設計から施工、メンテナンスまで行っているそうですね。
 
津川 はい。施工事例をご覧いただきながら説明させてください。こちらが竹製の垣根で、竹を編んでつくっています。同じデザインでイミテーションのものをよく見かけるでしょう?
 
石黒 ああ、ありますね。でも竹のほうが素敵だなぁ。温もりが感じられます。
 
津川 ありがとうございます。こちらは立水栓ですね。イメージに合う石を探して、穴を開けて水が出るようにつくっています。
 
石黒 これもまたすごいです。一目見ただけで、手間をかけてらっしゃるのがわかりますよ。他にもいろいろなものを手づくりされているんでしょうね。
 
津川 ええ。板塀とかフェンス、ウッドデッキもつくりますよ。
 
石黒 大工仕事もされるんですか? 造園と聞くと庭石の配置を考えたり、植木のメンテナンスをしたりするイメージしかなかったです。津川代表のお仕事の幅が広くて、驚きました。自然素材を使うことにこだわっているそうですけど、それも津川代表のポリシーですか?
 
津川 そうですね。私は恐山や大間マグロで知られる青森県むつ市出身で、豊かな自然の中で生まれ育ちました。そうした原体験が記憶に刷り込まれているのだと思うんです。だから、竹、木、石といった自然素材を使うことにこだわりがあるんでしょうね。
 
石黒 でも、自然素材は劣化という点ではどうなのでしょう。竹は年数が経つと変色しますよね。
 
津川 おっしゃる通り、青竹は経年と共に黄色く変わっていきますし、石には苔が生えたりして施工時の姿であり続けることは少ないです。でも、そうした“劣化”も風景の一部。年月を重ねた自然素材はむしろ趣があって、日本人の心に通じるものだと考えています。
 
石黒 確かに侘び寂びの世界を感じますね。
 
津川 そう言っていただけると嬉しいです。社名のランドスケープにも、“風景”という意味があるんですよ。お客様にとって、思い出のワンシーンになるような庭をつくっていきたいという思いを込めて名付けました。
 
石黒 素敵だなぁ。単に庭をつくるだけでなく、お客さんが庭の風景と共に時を重ねていく中で、その思い出づくりに一役買っているわけですよね。素晴らしいです。
 
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竹を使用した垣根。自然素材を活かした仕事にこだわる
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変わり行く風景を楽しめる造園を心がけている
 
 
 
 

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