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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 外壁・内壁工事や電気・水廻り工事の他、看板などのサイン工事、ゼロリフォームの提案、さらにウォールペイントなどを手がけていらっしゃるO.M.K(オーエムケー)技建さん。香山専務のお父様である達照(たつとし)社長が2011年に創業した会社とお聞きしました。業務内容が幅広いですね。
 
香山 はい。「日本の少子化や人口の減少を考えると、今後は今ある住宅を活用するため補修の需要が増えるはず」、そんな発想で開業したと父からは聞いています。
 
畑山 お父様は先見の明をお持ちですね。当時、香山専務は会社にいらっしゃらなかったのですか?
 
香山 私はデザイン系の高校を卒業後、絵の勉強でカナダに留学したんです。その後、23歳で帰国して住宅や店舗などのウォールアートを手がけていました。弊社に入社してからは補修のノウハウと私の経験を融合させることを考えましてね。それで、補修した壁に絵を描くなど付加価値のある補修をする、ウォールアート事業を始めたんです。
 
畑山 なるほど。自社のサービスにご自身の経験を加えて新たな事業を生み出したわけだ。
 
香山 ええ。やってみると、また別のアイデアが生まれることがわかりました。例えば壁の形を変える、色を変える、飾りをつけるなど。しかし、それを実現するには様々なスペシャリストが必要です。自分だけの力には限界がありますからね。そうした中で、様々な分野で活躍している方々と知り合ううちに、「チームで活動する」ほうがいい仕事ができることを実感しました。事業の幅を拡大できたのもそのおかげです。
 
畑山 「チームとしての活動」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
 
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香山 建築業界はどうしても元請けの会社だけが儲かって、下請けや孫請けは利益が少なくなってしまうことが多いんですよ。そうなると現場の職人のモチベーションも下がりますから、作業品質が落ちてしまうこともある。こうした負の連鎖でご迷惑をおかけするのは、結局のところ施主であるお客様、ということになってしまいます。
 
畑山 その状況を変えるのが、チームという考え方なんですね。
 
香山 おっしゃる通りです。様々なジャンルの業者とチームを組み、1つの案件に力を合わせて向き合っていく。そうすれば全員のモチベーションが高まって、嬉しいときはみんなで一緒に喜び合える。元請け・下請けという関係ではなく仲間という意識を持つことができれば、情報交換もしながら助け合って仕事に取り組めるようになるんです。