B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ネット事業を軸にして
新たな価値創出に挑む

 

実力主義だが人間らしさも忘れずに

 
glay-s1top.jpg
タージン ここまでのお話を聞いて、若さだけで片付けられない勢いを感じます。これまでの人生でターニングポイントはありましたか?
 
吉村 学生時代にコンビニでバイトしていたとき、頑張っても時給が変わらないシステムに疑問を抱いた瞬間ですね。それまでは、「時間=お金」の考え方で、「労働時間が減る=お金が減る」のだと思っていました。でも、そんな人生はつまらないなと(笑)。「結果=お金」の仕事なら、仕事の時間に関わらず稼げるのではと考え直したんです。
 
タージン その発想は、どことなく古今東西の名経営者の考えと似ていますね。どなたか尊敬する人物がおいでなんですか?
 
吉村 ドラマ『リッチマン、プアウーマン』で小栗旬さんが演じていた主人公、日向徹です。孫正義さんとスティーブ・ジョブスさんがモデルだそうで、徹底した実力主義の人物なんですよ。架空の人で申し訳ないですが(笑)。
 
タージン いえいえ、むしろ好感を持ちますよ(笑)。ドラマ内で主人公は、一代で会社を大企業に育て上げていましたよね。御社は2016年現在で、どの規模まで成長されているんですか?
 
吉村 従業員数でいえば、32名の会社になりました。ほとんどがフェイスブックでの交流を入り口にして集まったスタッフですね。全員モチベーションが高いので、私も安心して仕事を任せられます。私がいろいろなことにチャレンジできるのは、スタッフが会社を支えてくれているおかげですよ。
 
タージン 耕した畑は別の方に任せて、吉村社長は次の土地の開拓に取りかかるわけだ。
 
glay-s1top.jpg
吉村 そうですね。ただ、たくさん作物が実ると土が枯れてしまうでしょう? ですから、土壌の管理・メンテナンスも私の役割だと思っています。あと、万一のときに責任を取ること。スタッフには「こうしたら、こんな結果になりました。という話を持ってきてください」とよく言います。「まずは行動して、もしも失敗したら私がなんとかするんで」というスタンスで仕事をしているんですよ。
 
タージン まさに理想の上司の姿だと思いますよ。事後フォローを大事にする姿勢は、個人事業主として独力で頑張ってきた時代があるからでしょうね。今のお話で、表舞台に立ちたがるワンマン経営者ではなく、むしろ組織の土台部分を非常に大切にしている方なんだと感じました。