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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 岡山県岡山市出身。同志社大学商学部卒。在学中に米国や中国へ留学し語学を習得した。中国の上海在学中には、現地で意識不明の重体となる大病を患い、生死をさまよう。この経験を基に命の重みを知り、生かされている日々に感謝しながら世界で活躍する日本人を育てたいという思いを強く持つ。帰国後、伊藤忠商事株式会社入社。繊維、ファッション業界に従事。その後、独立して2016年2月にSavvy After Schoolを設立した。小学生を主な対象に、ボルダリング、英会話、科目学習が一貫で学べる環境を整えている。【ホームページ
 
 
 
小学生を対象に、知力・体力・コミュニケーション力というバランスのとれた能力を身に付けることを目指す、サヴィインターナショナル株式会社。代表取締役社長の守安法子氏は、グローバル社会を見据え、「何を教えるか」ではなく、「どう学ぶのか」を重視した教育を実施している。そのために取り入れたのが、ボルダリングと英語学習を一緒に行うという新しい学習スタイルだ。国際社会で活躍する人材育成に注力する同社に、その思いを聞いた。
 
 
 

英語学習・ボルダリングなどを一緒に

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
城 サヴィアフタースクールさんは小学生を対象にした学習塾で、英会話、ボルダリング、算数などの通常科目を同時に学べる教室だとうかがいました。壁をのぼるフリークライミングの一種、ボルダリングを学習に取り入れているなんて、珍しいですよね。
 
守安 ええ、このような形態の学習塾はあまり例がないと思います。ですから、なぜボルダリングかというお問い合わせは非常に多いですね。理由をご説明すると、当スクールがIQ指標の1つであるワーキングメモリを意識しているからです。これは短い時間に頭の中で情報を処理する能力であり、複数事項の決定・判断を同時に行う能力のこと。ボルダリングというアクティビティと英単語を視覚的にインプットすることがワーキングメモリを鍛えるトレーニングに非常に効果的だと考えたのが当スクールの始まりです。
 
 ボルダリングでワーキングメモリを鍛え、頭の基礎的な処理力をアップさせる。そのうえで、きちんとした学習をし、効果的に学力を向上してもらうわけですね。
 
守安 言葉で説明しても理解してもらうのに時間を要しますけど、実際に体験していただいた親御さんには、この学習法にご納得いただけています。今の子どもたちって、毎日忙しいんです。学校だけでなく、習い事もたくさんありますからね。親御さんとしては、学校の勉強だけでなく、運動もさせたいし、英語も習わせたい・・・。であれば、全てを1つの場所で提供できればいい。そう考えて始めたのが、当塾なんです。