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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心配りで信頼をつなぐ
親身なリフォーム会社

 

心配りを大切に、信頼をつなぐ

 
田島 この業界は飛び込み営業をする企業も多いのですが、ありがたいことに当社は最近ではもうあまりしておらず、仕事のきっかけはリフォーム工事をしている家の近隣の方から、「うちも見てほしい」と声をかけていただく場合がほとんど。また、お客様がお知り合いの方に、「この会社に頼むといいよ」と紹介してくださるケースも多いですね。もちろん、一級建築事務所などの元請け様からご依頼をいただくこともありますよ。
 
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鈴木 確かに、自分の家をリフォームしてくれた会社が良心的であれば、人にも紹介したくなりますよね。お客さんから信頼を得るために、田島社長が心がけていることがあれば教えてください。
 
田島 工事の際は、必ず近隣の方に「ご迷惑をおかけします」とご挨拶にうかがうなど、日々人として当たり前のことを大切にしています。職人というと、昔は気難しくて当然だという風潮がありました。でも今は、そのような態度では通用しません。ですから人当たりも態度も良い職人を使うようにして、そうでない職人は呼ばない、といった厳しさも必要だと思っています。
 
鈴木 リフォーム会社というのは、ホームページを見ただけでは本当に良い仕事をしてくれる会社かどうかわかりません。だからこそ、実際の工事でお客さんに腕と心配りを認めていただければ、それが一番の宣伝になりますよね。
 
田島 その意味では、サッカーの世界も同じなのではないですか? 日々の試合で結果を出さないと、次の試合で監督に使ってもらえないでしょう。
 
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屋根工事の施行前⇒施工後
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屋根工事の施工中⇒施工後
鈴木 おっしゃる通りで、次の試合に向けての日々の練習でチームに役立つことをしっかりとアピールしなければ、次の試合で簡単に外されてしまいます。そういう意味ではサッカーもリフォームも、プロが集まって結果を出していくための考え方というのは、共通かもしれないですね。
 
田島 そう思います。ただ、この仕事はサッカーのようにスコアがあるわけではないですから、「結果」が何なのかを考えることも重要です。当社の場合、キレイな施工はもちろん、「お客様の要望を叶える」ことが「結果」だと考えています。