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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 川﨑麻世(タレント)
川﨑 京都市でバイオリンなど弦楽器の製作・修理・販売を手がけるリューテリア・タカダさん。髙田社長が楽器職人の道に進んだ理由から、教えていただけますか。
 
髙田 私は子どもの頃から手先が器用で、高校時代はバンドを組みギターを弾いていたんですよ。高校を卒業したら、エレキギターの製作を学ぼうと思っていました。ただ調べてみると、エレキギター製作は、電気ノコギリで木を切って配線して──と、あまり職人的な仕事に見えなくて(笑)。たまたま、高校の恩師がバイオリンを趣味にしている方だったので相談したところ、大阪の高槻市にバイオリン製作の学校があると教えてくれました。そこで3年間学び、さらに、老舗のバイオリン専門店で修理や調整も修業し、2007年に独立した次第です。
 
川﨑 独立したきっかけは、なんだったのでしょう。
 
髙田 ストラディバリ生誕の地として知られるイタリアのクレモナで、3年に一度「アントニオ・ストラディバリ国際弦楽器製作コンクール」が開催されています。その第11回で私のつくったバイオリンが入選したんですよ。当時勤めていたバイオリン店の社長から「もうお前やったらどこでもやっていけるやろ」と、独立を勧められたのがきっかけですね。
 
川﨑 世界的なコンクールで入選とは、すごいですね! その後もコンクールには出品を?
 
髙田 はい。第12回と13回にも参加し、おかげさまでいずれも入選することができました。
 
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川﨑 3回続けて入選とはすごいなぁ。そういえば、バイオリンの製作だけでなく修理や調整、楽器の目利きや販売のための知識も学んだとお聞きしました。この全てができる職人さんというのは、大勢いらっしゃるのですか。
 
髙田 職人によって、「製作はできるけど修理・調整は苦手」「修理はできるけど製作はできない」と得意分野が違っていることも多く、全てを得意としている人は少ないんですよ。特に職人仕事一筋となると、楽器を仕入れるための目利きや、販売するための楽器の知識まで勉強している方は少ないかもしれませんね。ですので、製作から修理、調整、オールドの楽器の販売までバイオリンのことをトータルでお任せいただけるのは、大きな強みだと自負しております。
 
川﨑 なるほど。その全てが一流で、しかも世界的なコンクールで入選する髙田社長のバイオリン製作技術は、素晴らしいものがあるのでしょうね! 
 
 
 
 

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