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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 茨城県出身。中学生の頃からものづくりに興味を持ち、大学では自動車工学を専攻。しかし、自分に合った道ではないと中退し、自動車整備士の専門学校に進む。卒業後はディーラーのメカニックとして従事。その日々の中でも、「ゼロからのものづくり」への憧れが片時も頭から離れず、偶然知った家具修復工房へ転職する。約9年間働いて技術を磨いた後、オリジナル家具の製作や修復を手がけるchakka-chakka.jpを興した。【ホームページ
 
 
 
木でつくられた家具やインテリアに魅力を感じる人は多いだろう。鉄製などと違い、色や香り、手触りなどに自然のあたたかみを感じるからなのかもしれない。近年、安価な輸入木製家具なども普及しているが、木工職人である鴻巣知也氏の手がけるオリジナル家具は、それらとひと味もふた味も違う出来映えを誇る。アンティーク家具や和家具の修復も手がける高い技術力に加え、お客様との念入りな打ち合わせ、さらには「一生使い続ける家具をつくる」との思いが作品には込められているからだろう。
 
 
 

笠間市はものづくりにふさわしい土地

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田  チャッカ チャッカ ドット ジェーピーの鴻巣代表はオリジナルの木工家具を製作しているそうですね。こちらは木々に囲まれた静かな佇まいで、木工所にふさわしい立地だと感じました。
 
鴻巣 前の持ち主が売却を考えた際、希望者が多数おられたそうです。その中で、私共が長く大切に使ってくれそうだと評価してくださいました。笠間市には陶芸家の方も多く、ものづくりの拠点としてはふさわしい地だと私も感じています。
 
杉田 鴻巣代表は木工製作の道一筋でいらっしゃるのですか。
 
鴻巣 いいえ、学校を卒業して最初に就いたのは、自動車ディーラーのメカニックの仕事でした。中学生の頃から今で言うDIYや部屋の模様替えなどをするのが好きだったんですが、進路を決めるにあたり、自動車に関わることを選びました。でも、4年ほど働いたものの、メカニックの仕事は私の考える道とは少し違うと考えたので、転職することにしたんです。
 
杉田 具体的にご自分の求めたものと、どういったところが異なると?
 
鴻巣 ゼロからのものづくり、あるいはお客様の声をもとにしたものづくりではなかったからです。実は整備士学校に進む前、大学で自動車工学を学んでいました。開発もものづくりには違いありません。でも、1台の自動車にいろいろな技術者や開発者が関わりますし、逐一、お客様の声を聞いて形にしていくわけではありませんからね。
 
 
 
 

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