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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アイデアを駆使し
夢を叶える家づくり

 

会社倒産を経て直営店の店長となる

 
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タージン 「安かろう、悪かろう」ではなく、グレードが高い住宅を販売しているんですね。
 
近藤 はい。責任を持ってお勧めできる住宅を取り扱っています。単純に高い家を売るのではなく、お客様にべストのご提案をすることが使命と考えていますので。この地域は私の生まれ故郷ですし、弊社は淡路島で唯一のクレバリーホームのお店。この土地に住む皆さんのためになる仕事をするのは当然と思っています。
 
タージン 近藤社長の仕事への責任感には、郷土愛も含まれているのですね。住宅業界には、もう長くいらっしゃるのでしょうか?
 
近藤 1990年くらいから働いていますから、もう25年になりますかね。私が就職を考えた頃、日本はバブル景気で国内各地のリゾート開発が盛んでした。淡路島もリゾート化が進み、住宅販売の会社も増えていたんです。その社会背景と「形に残る仕事として一戸建て住宅を販売したい」という自分の思いが合わさって、地元のハウスビルダーに就職しました。それが、社会人の第一歩でしたね。
 
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タージン 故郷の淡路島洲本市で、4半世紀にわたり、この道一筋に歩まれてきたわけだ。では、社会人第一歩からどのような経緯で独立されたのでしょう?
 
近藤 淡路島以外の地域に店舗を増やし過ぎたこともあり、2000年に前の会社が倒産しましてね。その時、お取引先の1つだったクレバリーホームの本社さんに手を差し伸べていただき、その会社は直営店として生まれ変わり、私が店長を務めることになったんです。不幸中の幸いは、私を始めスタッフ全員が地元人ということでした。
 
タージン 直営店でありながら他県から人が派遣されるのではなく、地元に思い入れのある人たちがスタッフになったということですね。その成り行きは奇跡的だなぁ。
 
近藤 そうですよね。その後、フランチャイズ本部長さんからの応援もあり、2015年の4月からクローバーとして独立し、加盟店へと変わって新たなスタートを切ったところです。クレバリーホームさんのお力添えには本当に感謝しています。
 
タージン 本部が力強く背中を押してくれたと。それもきっと、近藤社長の実績とお人柄が評価されたからなのでしょう。クローバーさんにとってクレバリーホームのブランド力は武器になるでしょうし、その頑張りが本部のブランド力を高めもする。まさにWin-Winの関係ですね。