B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 静岡県出身。工業高校を卒業後は建築業に就き、現場監督として経験を積んだ。その後、25歳の時に明工建設(株)に入社。壁にぶつかりながらも、周囲の人々に支えられ、業界でのキャリアは2015年で35年近くになる。原点回帰の必要性から2013年よりオーガニックハウスに取り組み始め、2015年には社長職に就任。現在は経営者として会社の舵取りを行っている。【ホームページ
 
 
 
マンション施工などで定評のある明工建設株式会社は、永年、家づくりにも力を注いできた。そして2013年からはオーガニックハウスの施工に着手。米国の建築家が提唱し、その系譜を持つ建築家によって100年受け継がれてきたコンセプトは、「時代や流行に左右されない、永く受け継がれてゆく住まい」だ。他社製住宅にはない様々な工夫により、住まう人が「気付き」を得られるのが最大の特長。一度モデルルームを訪れてみてはいかがだろう。
 
 
 

創業から約半世紀の老舗建築会社

 
151007_k2368_g01.jpg
インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 御社は歴史ある建築会社だとうかがいました。本日はモデルハウスに参りましたが、本社は別の場所にあるそうですね。
 
仁藤 はい。静岡県御前崎市に本社があり、創業は1966年、会社設立は1971年で、2015年現在45期目となります。創業者が大工だったことから当初は個人住宅の建築を手がけていましたが、その後、法人や官公庁の工事、不動産事業、発電事業など、業務の幅を広げてまいりました。私は2015年10月より社長職を務めております。
 
名高 ほう! それはおめでとうございます。
 
仁藤 ありがとうございます。従業員はもちろん、その家族をも守る立場となりました。大きなプレッシャーを感じると共に、会社を末永く続けていくため、ある部分では進化し、またある部分では原点に回帰する必要があるとも感じています。
 
名高 ビジネスは時代と共に変化していくもの。変わらないままでも良くないし、変わりすぎても良くない。そのさじ加減が、経営者としての腕の見せ所ですね。何か、新たに取り組まれていることはあるのでしょうか。
 
仁藤 特に注力しているのが、今日名高さんにお越しいただいた、このオーガニックハウスですね。