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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の資産を守り抜く
正確無比な測量技術

 

業界活性化を狙い、若手を呼び込むPR活動

 
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 測量機器で駒田さんの身長を測ってもらいました!
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1.9193m! 細かい数値も計測され正確な身長がわかりました!  
駒田 本当に気を抜けない仕事なんですね! 一見すると目立たないお仕事ですが、素晴らしい縁の下の力持ちです。そう考えると、国土地理院時代にものすごい距離の測量を1mm単位でこなしてきた実績と経験が大きな強みになっていると思います。
 
髙島 ええ。もともと国の基準となる測量をしていたわけですから、先ほども申し上げたように、測量技術には圧倒的な自信があります。でも、測量は技術だけでできることではありません。サービス業のような側面も大きいんですよ。
 
駒田 サービス業のような側面というのは、どんなことがあるんですか?
 
髙島 仮に地震が発生して隣家との境界だった杭が倒れてしまったとしますよね。その場合、あらためて測量をして正しい境界を定めるわけですが、現地の状況や過去の測量記録と照らし合わせるとお隣さん同士の証言と矛盾点が出ることもあるんですよ。そういう時、できるだけ私が間に入って状況を詳しく説明し、丸く収まるように進めます。
 
駒田 間を仲介する役目を果たすのか・・・。ずいぶん人間くさい面もある仕事なんですね。
 
髙島 ですから、そこをうまく調整するのが腕の見せどころでもありますね。正確に測量し、間違いのない寸法を出して、互いに納得していただいたうえで、境界を確定する。そうやって、次世代につなぐ資産を守ることが私の役目でもあるんです。
 
駒田 お聞きすればするほど難しいお仕事だと感じますが、測量業界全体の勢いはどうなんでしょうか。
 
髙島 幸いにも、つくば地域は開発工事が増えたおかげで仕事がたくさんあります。どんな施設をつくるにも、まず測量が出発点なので人手が足りないくらいです。でも、この業界は高齢化が進んでいて、特に土地家屋調査士の分野では2015年現在で43歳の私が若手になってしまうんですよ(笑)。
 
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駒田 それは大変だ! 若い人がたくさん入ってくれないと、今はよくても業界が先細りしてしまいますね。何か対策はあるんでしょうか。
 
髙島 土地家屋調査士を目指す人を増やそうと、いろいろなPR活動を展開しています。つい先日も、同業の先輩と一緒に土地家屋調査士試験対策セミナーを開いたところなんですよ。野球で言えばライバルを増やすことになりますが、若い人材を育てないと、将来、より良いサービスもできなくなるので急務です。
 
駒田 確かに、野球でも若手が伸びないチームは成績も悪いですからね(笑)。