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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 舞の海秀平(大相撲解説者)
舞の海 松本製麺所さんは1932年創業、松本社長で現在3代目だとか。しかも東京の池袋というラーメン激戦区で老舗の看板を守り続けていらっしゃる。こちらが長く続く理由は、どこにあるとお考えですか?
 
松本 現在、当社は中華麺だけでも70種類以上の麺の生産を手がけています。多彩な注文に応えることが、贔屓にしていただける理由ではないでしょうか。顧客の数は300件以上にもなるんですよ。
 
舞の海 つまり、それだけの生産技術があるということですね。
 
松本 はい。この業界は淘汰も厳しく、廃業や閉店したところから従業員と顧客を引き継ぐことも。そうした経験豊富な従業員のおかげで、学校給食で使う餃子やワンタンの皮など、幅広いニーズに応えることができています。
 
舞の海 その受け口の広さが支持される背景なのか。そのうえ、ホームページを持っておられないにも関わらず300件の顧客を抱えているというのも驚きました。
 
松本 お客様の多くは、横のつながりや口コミで当社をお知りになった方が多いんですよ。私はほとんど営業をしないものの、お客様とのご縁は大事にしています。私と妻で、今も週に3回は麺を納めているお店に食事にうかがうんです。そこでご主人に当社の麺の感想を聞き、そのお店のお客様が召し上がっている様子を確かめるんです。
 
舞の海 そうか! エンドユーザーは麺を食べる人ですもんね。
 
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松本 そうなんです。それに、お店を訪ねることはご主人とのコミュニケーションを深めることにもなりますし、何より私自身で味のチェックをすることができますから。
 
舞の海 そこから、もっといい麺が生まれる可能性もあるかもしれません。
 
松本 はい。時には厳しい注文もあり壁に当たることもありますが、それをチャンスと捉えて商品開発に取り組むようにしています。そして、それに真摯に取り組んでくれる従業員には本当に感謝ですね。現在はお客様のニーズや配送の効率化から営業時間を拡大しているので苦労もかけていますが、だからこそ福利厚生をしっかりと設けて彼らを大切にしています。いずれは「松本製麺」としてブランド化し、創業100年を目指したいですね。
 
舞の海 私も大の麺好きなので、今後は「これはどこの麺だろう」なんて思いながら食べることになりそうです(笑)。ぜひ、創業100年を目指しておいしい麺をつくり続けてください。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
全てにおいて考え抜くこと。いつも自問自答をして最善の結果を出すように心がけています。その過程が楽しいですね。
(松本敦)
 

:: 企業情報 ::

有限会社松本製麺所

本社/工場
〒170-0011 東京都豊島区池袋本町3-29-8
旧工場
〒170-0011 東京都豊島区池袋本町3-5-22
倉庫
〒123-0807 東京都足立区扇2-1-6

ホームページ
https://matumoto-seimen.com/
インスタグラム
https://www.instagram.com/matsumoto_seimen/

 
 
 
 

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