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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

会員様一人一人の健康を見つめる
加圧×パーソナルトレーニング

 
 
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五十嵐 ではその後、トレーナーとしてのノウハウを本格的に身に付けられて?
 
今井 そうです。クラブ全体で本物のトレーナーを育てようということで、一流スポーツ選手の専属トレーナー兼専門学校教師の方をアドバイザーとして呼んでスキル向上を図った時期があったのですよ。そのなかで、「HOPS」という、身体機能を評価したうえで指導を行う資格を3年かけて取得しました。その後、会社全体のパーソナルトレーナーの育成・監督までさせていただきました。
 
五十嵐 クラブの利用者も、まさか自分のトレーナーが筋骨格系評価なんて難しそうな勉強をしているとは思わなかったでしょうね(笑)。
 
今井 確かに、その頃は1日に3~4時間は、解剖学の本を読んでいましたね。アドバイザーの方は非常に厳しく、資格を取得するのは簡単ではありませんでしたが、その時期があったからこそ、「ただ単にエクササイズを指導する」 という視点に留まってはいけないという意識を持つことができました。また、「痩せない・身体の不調・違和感・痛み等には全て原因がある。だからこそ全てのトレーニングには根拠が必要である」 ということを、徹底して身体に染みこまされました。そのときに初めて、トレーナーとしての存在意義を意識し始めました。その想いが、自分の頑張りにも繋がったと思います。当時のアドバイザーに出会っていなければ、現在トレーナーをやっているかも定かではありません(笑)。
 
 

理想のトレーニングを追求

 
五十嵐 お話をうかがって、単に専門知識があるだけではトレーナーは務まらないことがよくわかりました。今井代表のように、コミュニケーション力も含めた総合的な人間力を磨くために試行錯誤されてきた方でないと。
 
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今井 コミュニケーション力があるかどうかは分かりませんが・・・、会員様の身体をより良い状態にしようという気持ちだけでやっています。結果、身体に関すること以外の勉強は全くしておりませんが(笑)。 一番大切なことは、身体の働きとトレーニング内容の関連性をどう分かりやすく、具体的にイメージできるよう説明するか。実際は、伝えたいことの1割を説明して、あとの9割はエスコートする形になることが多いですけどね(笑)。 とにかく、トレーニングは継続することに意味がありますので、利用者が精神的に辛くならない指導を心がけています。
 
五十嵐 「継続は力なり」 でご自分の目標に近づいていく会員様を見るのは、嬉しいものでしょうね。
 
今井 本当に嬉しいですね。また、そうやって1日のトレーニングを終えても、一人ひとりの会員様の戦略を練り直す作業を帰りの電車で自然に始めてしまう自分がいるんですよね。これからも皆さんと一緒に頑張っていきます。応援してください。
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 銀座TRUE
 ■ 本社 〒104-0061 東京都中央区銀座3-14-13 第一厚生館ビル 2F
 ■ 事業内容 パーソナルトレーニングスタジオ経営
 ■ 設立 2008年10月
 ■ 従業員数 6名
 ■ URL http://www.kaatsu-true.jp